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スリープ状態からRTCのアラームで復帰する ワンダーウィッチのカートリッジの中には「RTC」と呼ばれるICが入っています。RTCはタイマ機能、カレンダ機能、アラーム機能を搭載しています。今回はそのアラームを使ったプログラムを作成してみました。 【Download】カセット割り込みのサンプルプログラム(00001.lzh / 2340 Bytes) プログラムの実行画面です。rtc_get_datetime_struct関数を使って、RTCから現在の日付と時間を取得します。(画面はMiracleMageでキャプチャしました。ちなみにMiracleMageではカセット割り込みをサポートしていないみたいです。) サンプルプログラムを実行すると、rtc_enable_alarm関数を使ってアラーム時間を設定、その直後にスリープに入ります。スリープ中はLCDが真っ暗になり、画面隅に★印が点灯します。 ワンダースワンの電源が落ちているように見えますがプログラムはしっかりと継続しています。 キーを押すと復帰できます。 カセット割り込み後の様子です。実行から2分後に、RTCのアラームが発生するようにプログラムしています。ここで「カセット割り込み」が発生して、スリープ状態から抜け出ます。 カセット割り込みついては、オンラインマニュアルの「システム制御BIOS」を参考にしてください。 スリープは消費電力が抑えられるので、電池寿命を延ばす効果があります(どれくらい延びるかは不明)。このスリープ機能を使って「目覚まし時計」などを作ってみるといいのではないでしょうか。 |