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・技その36「カートリッジのバッテリ交換方法」
バックアップ電池を交換。メーカー保証外なので注意。

ワンダーウィッチ専用カートリッジのバックアップ電池には寿命があります。キュートのサイトにある「WonderWitchFAQ」によると、 電池寿命は「約2年」 とのこと。ワンダーウィッチは発売以来、すでに2年を経過していますので、電池の切れたカートリッジが少しずつ現れているようです。

そこで、「バンダイお客様相談センターお問い合わせ窓口」に聞いてみたところ、バックアップ電池が切れた場合は、「バンダイお客様相談センター修理部」というところにカートリッジを郵送すると交換してくれるようです。 「修理費は1000円くらい」 とのことです。

【Link】バンダイお問い合わせ窓口


、、、で、今回は邪道ですが、自力で電池を交換してみたいと思います。しかし、 勝手にカートリッジを開けてしまうと、以後、メーカー保証は受けられません。 心配な人は、修理のサービスを利用しましょう。
では、カートリッジの裏側にある2ヵ所のネジ(穴が六角形の星型)を 「トルクスドライバー(TROX)」 という道具を使って開けます。トルクスドライバーは安いタイプで460円です。ネジは反時計周りにまわすと、ゆるみます。トルクスの サイズは「T7」です(4/2追記「T6」の場合もあるようです)。 ネジは他のサイズでは開かないので、注意してください。トルクスドライバーの代わりに小さいマイナスドライバーで開ける方法もありますが、形が合いにくいです。ネジの頭を潰さないように注意しましょう。

カートリッジが開きました。 左上の丸いのが電池です。 あと、「ASSY」と書かれている一番大きな部品がフラッシュROMで、その下の「NEC」と書かれている部品がSRAMだと思います。

外側にスライドすると、電池が外れます。電池は、3Vの 「CR1616」(リチウムコイン電池)が使われていました。 「CR1616」は、電器店で200円くらいで売っています。古くなった電池を新品に交換してください。

システムで起動してから、リブートをかけます。「TEST FLASH」と表示されながら、フラッシュROMとSRAM領域がテストされます。

バッテリを交換すると、プログラムエリアと、ワークエリアが消えてしまいますので、注意しましょう。最後に、「TransMagic」を使って、時刻を設定し直せば、完了です。


(おまけ)今回、ネジのサイズがよくわからず、 トルクスドライバーを片っぱしに買ってしまったせいで、普通に修理に出すより費用が高くついてしまいました。
(4/2追記)
wwcubeさんによると「T7 のものが基本みたいですが,一部 T6 のものも存在するようです。ねじの表面が平坦で(皿頭?)きれいに六角星形のものは T6 の可能性があります。」 とのことで、T6の場合もあるみたいです。情報ありがとうございました。

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2004-04-01 Update /Presented by WonderWitch.Com 運営委員会