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ワンダーウィッチで四コマ漫画を(ムリヤリ)読む 前回の小技集から続いてる「PDAっぽく使おう計画(今、適当に名付けました)」ですが、今回も似たようなことに挑戦してみました。 あと、他のネタとして、もし ・スリープ機能を使った時計 ・カセット割り込みを使ったプログラム ・文字を大きく表示するテキストビューア ・その他、WWをPDAっぽく使えるアプリ などを、既に作った方がいましたらトレジャーハンティング掲示板にご連絡ください。お願いします(松原)。 かなり前の話ですが、 「ザウルスで漫画を読もう」というようなテレビCM があったのを、ふと思いだしました。内容は、 植田まさしの四コマ漫画をザウルスに映して、ダパンプのメンバーがそれを読んでゲラゲラ笑ってる 、っていうものだったんですが(うろ覚え)、当時、それを見て「無理あるなぁ」とちょっと思いました。「おとぼけ課長」で爆笑するはずが、、、ってことではなくて、その機能性について、、、 まず、1度に1コマしか読めないということと、さらに、データをいちいちダウンロードしないいけないこと、そして、四コマ以外の漫画だと解像度が追いつかないということに、無理がありそうだな、と思ったわけです。 ……と、まあそんな感じに問題点が多々ありそうなんですが、あえて同じようなものを作ってみました。名付けて 「ワンダーウィッチで漫画を読もう」 です(そんまんま)。 というわけで、 四コマ漫画「WW版キュートちゃん」 を描いてみました。データの作成手順ですが、まずタブレットで漫画を描きます。この状態ではグレースケールですが、モノクロ2値に変換して、GIFで保存しました。次に小技19で作成した“savefrbm.exe”でfrファイルに変換しました(ここでツールを改良して、変換の処理速度を上げてみました)。 次に、“imgloop.fx”という、紙芝居のように表示するプログラムを作ってみました。 【Download】スライドイメージャー“imgloop.fx”(ソースファイル付き/for WonderWitch/フリーウェア) ワンダーウィッチに “imgloop.fx” “manga001.fr” “manga002.fr” “manga003.fr” “manga004.fr” 以上のファイル(5個)をダウンロードしてください。実行して、Aボタンを押すと、順番に画像が表示されるはずです。 うまくいくと、このように表示されます。1コマ目の画像です。 ↓Aボタンを押すと、 次に2コマ目が表示されます。 あと、 3コマ目、4コマ目はナイショです 。ワンダーウィッチを使って見てください。 一応、技術的な説明ですが、ファイルを順番に表示するためには、当然、現ディレクトリに存在するファイル情報を取り出さないといけません。ここで、どうやったらいいかわからなかったんですが、c.mosさんの作った“imager.fx”の関数“get_entry()”を参考にさせてもらいました。これによると、 “getent()” という関数で、ファイルエントリの情報を取得するようです。あと今回は、ファイルの拡張子が“fr”であること。そして、画像がモノクロでないと受けつけないようにしてしまいました。あと、このプログラムは、getentが返した順番にそのまま表示させますので、ひょっとして、漫画のコマが順番に出ないかもしれません。とりあえず、自分のところでは、ちゃんと表示されましたが、不具合が出たら直します。 ……で、肝心の 「ワンダーウィッチで漫画を読んで面白いのか?」 、という問題ですが、案の定イマイチです(思いっきり予想どおりですが)。まず、frファイルを1つずつダウンロードするのが面倒です。これは、frファイル(リソース)を1つのfxファイルに埋めこんでしまうと、いいと思います(リソースの埋め込み方については次回あたりネタにしたいです)。あと、やっぱりワンダーウィッチにファイルを転送する時間がタルいですね。でも、モノクロにして精一杯最小にしてるんで、これ以上はどうしょうもありません。やり方がよくわかりませんが、圧縮しないとダメでしょうか。 その他の問題点として、 漫画自体がつまらない 、ってのは却下です。どなたか、ぜひ面白い漫画を描いてください。 めざせ、植田まさし。 ではまた。 |