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・技その4「切れやすい電池をどうにかする」
電池を工夫してみます。(2002/01/15追加)

ワンダースワンは、携帯ゲーム機ではかなり電池の持ちがいいほうだと思いますが、それでもかなりの頻度で電池交換を強いられます。ワンダーウィッチはスワンケーブルの駆動や、フラッシュの書き換えに多くの電流を消費します。ここで、電池をバカバカ消費してしまうのは、地球環境はともかく、あまり経済的ではありません。そこで今回は、どうやったら電池を節約できるかについて考えてみました(松原)。

(案1)「充電器・充電池セット」を買う
・サミーから発売されているバンダイ公認の充電池です。60分の充電で12時間使用できるそうです。「専用充電器・充電池セット」の定価は3700円(税別)です。 使ったことが無いので、よくわかりませんけど、電池の出っ張りがなくなってよさそうです。

(案2)「ニッケル水素電池(単三)」を買う
・使い捨てのアルカリ電池ではなく、充電式の単三電池です。手元にあったニッケル水素電池(電圧1.2V)で確認してみましたが、特に問題なく動作しました。ニッケル水素電池は電池4本と充電器込みで、3000円くらいで売られています(10回くらいの充電でモト取れるでしょうか)。

(案3)「市販のAC電源アダプター」を買う
・家庭用のAC(交流)100Vでワンダースワンを動かします。ホリとカラットからACアダプターが発売されているようです(価格は1500〜2500円くらい)。ただ、カラットの方は、ワンダーウィッチで使うとフラッシュの書き込みに失敗するという報告を耳にしていますので、そっちはオススメしません。

(案4)自作する
どの方法でも2000〜3000円かかってしまいますね。そこで例によって、ワンダースワン用のACアダプタを自作してみました。部品は、LM317という可変電圧の三端子レギュレータ、コンデンサ、抵抗(1kΩくらい)、可変抵抗(1〜10kΩくらい)、基板です。部品代は全部合わせて310円くらいです。

切れた電池を絶縁して模擬電池を作ってみました。セロテープで絶縁を行って、ショートしないように工夫してください。

スイッチング電源か、ACアダプタを回路に入力します。電源はDC(直流)出力で電圧が5VくらいだったらナンでもOKです。身の回りにあるものを流用しましょう。

模擬電池の両端にテスターを当てながら、可変抵抗を回転させて電圧が1.5Vくらいになるように調整します(本当は計算式で抵抗値を求めるんですが、面倒だったので、、)。

あとは模擬電池をワンダースワンの電池ボックスに格納して、電源をオンにすれば完成です。これで電池切れを心配せずに使い倒せます。ただ、こうした改造は失敗すると取り返しがつきませんので、自己の責任で注意して行ってください。


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