WonderWitch.Com
■TOP>ネタ |
イメージのリソース(FR)ファイルを画像(BMP)ファイルに変換する。 *記事中に、t_tan さん作のフリー素材「トランプ風キャラセット(ジョーカーは魔女さん)」 を使わせて頂きました。どうもありがとうございます。 ビットマップ(BMP)ファイルからイメージのリソース(FR)ファイルへの変換に「bmpcnv.exe」を使うってのは、既にご存知だと思いますが、逆に、リソースからビットマップに変換するには、どうしたらいいんでしょうか? 現状では、リソースファイルの中身を確認できないので、ちょっと不便です。 そこで、WonderWitch対応のドット絵描きツール「フォントエディタ(wwfed.exe)」に、リソース(FR)ファイルのインポート/エクスポート機能を追加してみました。 【Download】(FE030627.lzh / 36543Bytes / VisualBasic5.0で作成) 一応、使い方の説明です。「import FR.file」ボタンを押して、ファイルダイアログを開き、リソースファイルを選択します。イメージの形式は、16色と4階調に対応しています(2階調にはまだ未対応です。すみません)。 フリー素材「トランプ風キャラセット(ジョーカーは魔女さん)」に収録されていたリソースファイル“00pawn.fr”をインポートした結果がこちらです。このデータは、「頭(3x3キャラクター)」が2パターン、「左向きの体(3x3キャラクター)」が3パターン、「右向きの体(3x3キャラクター)」が3パターン、で構成されているようです。フォーマットは4階調モードです。 右上のエリアをクリックすることで、インポート先を変更、複数のリソースを読み込むことができます。キャラクターを並べてみました。 「Export FR.file」ボタンを押すと、リソース(FR)ファイルに保存できます。画像のフォーマットは、「color16」を選択すると16色パックドモード、「color4」を選択すると、4階調モードで保存されます。このツールを使えば、4階調でインポートしてから色を塗って16色で保存するといったことが可能です。なお、16色で保存すると、4階調に比べてファイルサイズが2倍になります。 これらのフリー素材を使って、面白いプログラムを作ってみてください。ではまた。 (おまけ) 参考までに、リソースファイルのダンプリストがこちらです。 formatの値が、4階調モードの場合は1〜2、16色モードの場合は4〜7になります。ファイルの先頭16バイトがヘッダー、次に画像データが続きます。16色モードの場合は、ヘッダーと画像データの間にカラーテーブルが入ります。 詳しい説明はこちら。 (バイナリファイルは、「McAfee.comウイルススキャンOnline」で確認済です。) |