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・技その12「『WonderWitch Player』について」
もっと身近にワンダーウィッチ。「WonderWitch Player」を使ってみました。

「WonderWitch Player(ワンダーウィッチプレーヤー)」を遂に入手しましたので、(勝手に)レビューします。「WonderWitch Player」には、WonderWitch専用カートリッジと、スワンケーブル、クロスケーブル、CD-ROM、マニュアルが付属します。価格は7800円です。
そして、こちらがクイックスタートガイド(マニュアル)。「WonderWitch Player」は「WonderWitch」と違って開発ツール(Cコンパイラやライブラリ)が付属しません。そのためマニュアルが薄いです。

こちらが付属するCD-ROM。レーベルは、「WonderWitch」と色違いです。「WonderWitch Player」と書いてあります。

◆インストール
「WonderWitch Plaer」のCD-ROMを入れるとインストーラが自動起動しました。インストールすると、“C:\WWPlayer”(デフォルト)というディレクトリに、ファイルが展開されました。

では、何からしましょうか?
まず、“C:\WWPlayer\doc”というフォルダに、オンラインマニュアルがありますので、最初に見ておくといいでしょうか。こちらに操作方法から、注意点までいろいろ書いてあります。

◆FreyaOSについて
“C:\WWPlayer\fbin”フォルダには、FreyaOSの最新バージョンが入っていました(1.1.5)です。 なお、カートリッジにも同じバージョンのOSが入っています。 あと、WonderWitchサポートサイトで「WonderWitch Player」用のメーリングリストに登録しておくと、ファームウェアのバージョンアップ時に、お知らせのメールを受けられます。指定のサイトから最新OSをダウンロードできる予定です。


◆「ローグ」で遊ぶ
“C:\WWPlayer\contrib”フォルダには、便利なツールやゲームが提供されています。じゃ、早速「ローグ クローン2」で遊んでみましょう。“rogue”フォルダにある、“rogue.fx”をダブルクリックします…

…すると、「TransMagic」が呼び出され、自動的に接続を開始しました。つまり、この直前にワンダースワンをパソコンに接続して通信状態にしておく必要があります。インストーラによって拡張子の関連付けが行われ、“FX”(実行)ファイルをダブルクリックしたことで、「TransMagic」が実行されました。「TransMagic」1.1.0からの新機能です(WonderWitchユーザもWonderWitchサポートサイトで入手可能です)。
さらに、自動的にファイル転送を開始しました。これも新機能です。待つことしばし。

それから何と、FXファイルの実行までやってしまいました。これで、ワンダースワン(ウィッチ)上でプログラムが動きました。
つまり、パソコン上でダブルクリック→ファイル転送→ファイル実行、まで一括で行うようになったようです。作業効率UPです。


◆特典
マニュアルは薄いがこの「WonderWitch Player」、ソフトは大充実。付属するCD-ROMには、もの凄い量のソフトがバンドルされています。では、CD-ROMの中を見てみましょう。あ、「マイコンピュータ」で、左クリックすると、インストーラが立ちあがってしまいますね。マウスの右クリックで「エクスプローラ」を選択するといいでしょう。

CD-ROMの“\WWGP\WWGP2001”フォルダを開くと、このような感じになってました。(去年のコンテスト)WWGP2001の時の応募作品が入っています(WWGP2001のサイトの内容と同じようです)。こうやって、ユーザーさん達の努力の結晶が、共有の財産となって蓄積されていくんですね。「WonderWitch Player」を買った人は、ぜひ、隅から隅まで実行してみて欲しいです。 この「WonderWitch Player」、今後公開されるWWGP2002の応募作品を手軽に実行できるという点で、WonderWitch普及に一役買ってくれそうです。

余談になりますが、新製品ってことで…。こちらがバンダイから7/12発売予定の「スワンクリスタル」(おもちゃショーの時の写真です)。とにかく液晶が綺麗で感激しました。唯一の欠点は、電池寿命が減ってしまったことですが、充電池にするか、ACアダプタにすれば問題ないでしょう(たぶん)。ほしい。

(2002/07/13追記)キュートにて「WonderWitchプレーヤー用 開発ステップアップキット」が7月18日に発売されます。種類はダウンロード版(9,800円)とCD-ROM 版(11,800円)の2つ。 つまり、「ワンダーウィッチ(WonderWitch)」と同等の仕様にするためには、7800+9800=16,800円ほど必要です(ワンダーウィッチ本体の値段と一緒ですね)。

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