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ゲームの作り方の続編です(2002/04/04追加) サンプルプログラム「A列車でGO!」をゲームっぽく仕上げてみました。前回より改良を加えています。 【DOWNLOAD】「A列車でGO! 〜弟2章〜」ソース・バイナリ(WonderWitch用) 《改良点》 ・Xキーで列車を動かせるようになりました(前回は単にスクロールするだけ)。 ・Aボタンで弾を発射できます(連射可)。 ・敵が飛んできます(動きは3種類)。 ・敵が弾を発射します(雨あられと)。 ・背景に変化がつきました(前回は延々と地平線)。 ・攻撃を食らうとゲームオーバーです。 ……プログラム上で具体的にどう処理しているかについては、ソースファイル“ ago.c ”をご覧ください(あまり綺麗ではないですが、、、)。 (画面制御について補足) スクロール処理のあるゲームでは、画面の見えない所で背景を書き足していく必要があります。背景を書き足すためには、その絵の情報が必要です。ここではそれをマップ情報と呼ぶことにします。 マップ情報は「0〜4」だと「地形」、「A〜C」だと「敵」ということでコード化してみました。このコード化の手順は人によって様々です。コードは文字配列としてソースに組み込んでしまいましたが、ゲームのバランス調整で、何度も修正していくと思いますので、プログラム本体と切り離して別ファイルにした方が便利かもしれません。 あと、スクリーンはワンダーウィッチの仕様上、左右と上下の端がつながっています。この「スクリーンがつながっている」というイメージを図にすると、こうなります。キャラクターの描画座標が0から1、2、3……と増えていき、32になったら0にまき戻します。これで見ている側は、背景が連続しているように感じます。同様に、スクリーンの表示座標も0から始まって、256になったら0に戻します。 このゲーム、実際に遊んでみるとわかりますが、非常に物足りないです。これから、何が足りなくて、何をすればいいかを考えてみました。 《どうにかしたい点》 ・地味すぎ。展開にメリハリがない。音がなくて寂しい。 《どうするか》 音を鳴らす。画面を派手にする。敵を増やす。点数を付ける。面クリアとか、エンディングとか、メニューをつける。 こういうダメ出しが、プログラムテクニックよりも重要だと思います。クオリティアップは、結局、テストプレイのたまものですが、この時、思考を「つまらない」で終わらせずに、「なぜつまらないのか」と進めていくといいでしょうか。 でも、困ったことに「どうやったら面白くなるか」は誰にもわかりません……。ゲーム作りは難しいです。 ワンダースワン(初代モノクロ)使用時 |