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・技その1「専用カートリッジだけ買ってみる」
専用カートリッジだけ買ってみてら、ドハマリ。(2001/12/08追加)

(2002/03/11追記。以下の問題は「WonderWitch プレーヤー」 を購入することで解決できます。)
ワンダーウィッチの値段はいうまでもなく16800円……少々お高いですね(ゲーム機の開発キットとしては安いかもしれませんが)。そこで、節約のためバラ売りされている専用カートリッジだけ買ってみようと思います。なにか、ロクでもない思いつきですが……。
ハイ、「ぷらっとホーム」に行って、専用カートリッジを買ってきました。価格は全く値引き無しの 3980円 。ただ、この行為はかなり無謀です。まず、ライブラリが無いので自分でソフトを作れません(あ、 友達からライブラリをコピーしてもらうってのは著作権的な問題でダメですよ )。そのため、ネットで公開されているソフトをダウンロードするだけになってしまいます。まあ、ダウンロードだけってのもワンダーウィッチの遊び方としてはアリですが。

スワンケーブルがありませんので、自分でケーブルを自作するか、「ワンダーウェーブ(別売のワンダースワン用赤外線送受信機)」を購入して赤外線ポート経由で転送しないといけません。では、ちょっと作ってみましょう。スワンケーブルを作るのに必要なものは、以下のとおりです。
・外部端子用コネクタ(通信ケーブルを分解)
・通信用ICとコンデンサ
・Dsub9ピンコネクタ
・リード線少々
……これだけですね。通信用ICはポートがCMOSに対応していて、3.3Vで駆動するものがいいですね。ささおさんのWEBサイトによると「MAX3232」がオススメらしいんですが、今回は間違って5V駆動の「ADM232A」を買ってきてしまいました……まあ、気にしないで作ってみましょう。

はい、完成……って、なんか不細工なのができてしまいましたね。これは、「ADM232A」の動作電圧が5Vなので、ワンダースワン側の3.3Vで動かせず、しかたなく電源を外部(電池)にしているためです。(2002/08/02追記、改良版はこちらです)

あと、専用カートリッジのフラッシュROMは買ってきた時にあらかじめデータが入っていますが、今回購入したものには以下のバージョンのファイルになっていました。
・FreyaOS:1.0.2
・FreyaBIOS:1.0.0
・MEG:1.0.2

…そして、ここからが問題なんですが、専用カートリッジ単体だけでは ワンダーウィッチのサポートWEBサイトでユーザ登録できません 。これは、サポートWEBサイトを利用する権利が「ワンダーウィッチ購入者」には認められているんですが、「専用カートリッジ単体を購入した人」には認められていないからです。つまり、最新データをダウンロードできないわけで実行するFXファイルによっては、いろいろと不具合が出てしまうかもしれません。うーむ。ここは一つ、ワンダーウィッチのセットからコンパイラを抜いて価格を下げた廉価版ワンダーウィッチみたいなものの登場を期待したいところです。

まあ、こういった苦労もワンダーウィッチの醍醐味かなあというわけで(ムリヤリまとめてますが)、今回の記事は、とりあえず終了です。各自でいい方法を検討してみてください。
では、また次回まで。ごきげんよう。

(参考資料)
Dsub9ピンコネクタ(メス)のピン配置。

(参考資料)
ワンダースワン外部端子用コネクタのピン配置。端子は全部で8つですが、対戦用の通信ケーブルはGND、送信、受信の3本しか結線されてません。

(参考資料)
ご本家のスワンケーブルにはNEC製の「u(ミュー)PD4721」が使われてるみたいです。このICは入手が難しいので、「MAX3232」あたりがよさそうです。

▼チャレンジャーな人
 【LINK】Junk box
  ささおさんのWEBサイト。スワンケーブルの自作、さらにはワンダーウェーブを使った赤外線通信まで網羅!


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