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・東京ゲームショウ2003レポート
WonderWitch.Com風に会場を紹介します。

9月26日(第1日目)、「東京ゲームショウ2003」を取材してきました。会場は千葉幕張メッセ(全7ホール)です。果たして、ワンダーウィッチ関連の話題を入手することができるのでしょうか?(文書/松原拓也 takuya@wonderwitch.com)
【Link】東京ゲームショウ2003

こちらが会場内の様子です。いつもながら非常に照明が暗いです。そして、会話もままならないほどウルサイです。なお、出展社数は過去最高の111社。前々回、東京ゲームショウ2001秋の53社と比べてると、倍増しています。去年から新設したターンキーブース(割安のブース)が効果を発揮しているようです。

こちらが、バンダイのブースなんですが、残念ながらこちらでは「ワンダースワン」も「ワンダーウィッチ」も展示してませんでした(去年に引き続き)。そのかわり、会場で配布されていた「Bi(BANDAI INFOMATION)」という小冊子に、ワンダースワン用の新作「ワンピース チョッパーの大冒険」と「ドラゴンボール」が紹介されてました(1ページだけ)。2003年内にスワン用で発売されるのは、この2本のみとのことです。スワンユーザーには寂しい状態でした。


そこで、今回は「開発ツール&ミドルウェアコーナー」に注目してみました。なにか、ソフト作りのヒントが手に入るでしょうか。

メトロワークスのブースではソフトウェアの開発環境「CodeWarrior」シリーズを展示していました。PlayStation2用、NINTENDO GAMECUBE用、GAMEBOY ADVANCE用に対応しています。
【Link】メトロワークス

「CodeWarrior for GAMEBOY ADVANCE」です。実機にロムエミュレータのようなものが刺さっていることに注目ですね。

ノキア・ジャパン株式会社のブースでは、同社の通信端末と対応ソフトを展示。写真は、Symbian OS(シンビアンOS)用の開発環境である「CodeWarrior Wireless Development Kit」です。この製品は、開発ソフトのパッケージに加えて、通信端末「Nokia 3650」、特製ケース(カバン)、Tシャツまで付属するセットのようです。
なお、ノキアでは、CodeWarriorとは別に「Forum Nokia」というサイトで通信端末用の開発ツールを無償で提供しているそうです。
【Link】Forum Nokia


こちらが、アメリカ・欧州・アジアで発売予定のモバイルゲーム端末「Nokia N-Gage」本体(ゲーム・デッキ)。ガラスケースの中で触れられませんでしたが、日本初公開です。日本でも発売を検討中、とのことで、日本のゲームメーカーも数社ほど、対応ソフトのリリースに名乗りをあげています。ただ、通信規格が「GSM」のため、日本国内では通話機能が使えないようです。
【Link】Nokia N-Gage

「ディスクリート」のブースでは、3Dのモデリングやレンダリング用ツール「3ds max 6」をデモンストレーションしていました。「3ds max 6」の価格は48万8000円(税別)とのこと。
【Link】ディスクリート


ソフトウェア開発を業務としている、「シーコム株式会社」のブース。モーションキャプチャを使った3Dアニメーションをデモンストレーションしていました。音楽に合わせて人型のモデルが踊っています。同社のスタッフは、インド人技術者を中心としてるそうですが、デモ映像もなんとなくインド映画っぽい雰囲気でした。
【Link】シーコム

「エイチアイ」のブース。「Mascot Capsule Engine」という3D表示用のエンジンソフトウェアだそうです。
【Link】Mascot Capsule

J-フォン、NTT DoCoMo 504i/505iシリーズ、「Mascot Capsule Engine」を搭載した端末の数々。「リッジレーサー」も動いてました。なんと、ソフトウェアの力でポリゴンを動かしてたんですね。知らなかった、、、。

「GRB」という、ネットワークシステムの開発をしている会社だそうです。パッと見では、よくわかりませんでしたが、WEBサイトに詳しい説明が載っているようです。
【Link】GRB

「CRI・ミドルウェア」という、ミドルウェアを扱った会社のブース。「ミドルウェア」というのは、聞きなれない言葉ですが、ソフト開発の手助けになるソフトウェアのことらしいです。同社では、サウンド再生、高画質動画再生、仮想ディスクファイルシステムなどのミドルウェアを扱っていて、その普及度はかなりのもの、とのこと。導入実績の一覧には、超有名ゲームのタイトルが連なってました。
【Link】CRI・ミドルウェア


そして、なんとなんと、「CESAアマチュアゲーム大賞」のブースで、ワンダースワンを発見!!! いやー探した(?)甲斐がありました。多分、今回唯一のワンダースワンです。これは、アクト情報ビジネス専門学校の浅田勉朗さんが作った 「Turn Turn」というゲームの展示だそうです。
(す、すみません。ここで、バッテリー切れのトラブルが起きてしまって、写真に撮ることができませんでした。肝心な時に電池が切れるなんて、一生の不覚、、、しかたないので、その様子をイラストにしてみました。
【Link】「CESAアマチュアゲーム大賞」
【Link】「Turn Turn」の紹介ページ
【Link】アクト情報ビジネス専門学校-作品紹介ページ

「東京ゲームショウ2003」は、28日(日曜日)まで開催されていますので、お近くの方は行ってみてはいかがでしょうか。ちなみに、会場でワンダースワンを発見した場所はコチラ(1ホールと2ホールの中間です)。もし、土日にゲームショウへ行かれる方は、背面のカートリッジがワンダーウィッチかどうか、会場でチェックしてみてください。


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2003-09-26 Update /Presented by WonderWitch.Com 運営委員会