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WWGPフェスタのレポートです 2003年7月19日、サンプラザ(東京都中野)にて「WWGP2003 フェスタ&最終選考会」開催決定(入場無料)! 6月23日、WonderWitchユーザーが集う祭典「WWGPフェスタ」が開催されました。会場は東京有楽町にある東京国際フォーラムの会議室。会議室のあるG棟は、全長約200m、全高60mの巨大建築物で、高級感溢れるガラス張りが圧巻でした。 会場にはTFT液晶搭載のハイグレードモデル「スワンクリスタル」(2002年7月12日発売)の試遊台が設置され、WWGP2002の入賞作品をプレイすることができました。なお、スワンクリスタル上でWonderWitchのプログラムが動作するのは、これが初公開です。 会場には一般の方々も自由に参加することができ、多数の方々が詰めかけました。参加者は、WonderWitchユーザーの方々が大半のようです。 WWGPフェスタの第1部は WWGP2002 の表彰式を行いました。WWGP2002の全応募作品は74。6月7日にその中から、19作品が予選として選ばれ、6月14日の最終審査において、グランプリなど6つの入賞作品が決定しました。 なお今回、入賞者は表彰後に自分の作品をプレゼンテーションする趣向になっていました。プレゼンテーション方法は、資料をプロジェクタに投影したり、TVスワン(ワンダースワンの映像をテレビ出力できる機器)を使用したりと様々です。 佳作を受賞した、「Darkhero Figment2」のルナーク町田さんです。ROM容量を一杯まで使った力作です。独特な世界観が評価されました。 佳作を受賞した「House Keeper」の「あんにゅい」さんです。流行と個人的趣味から、妹という設定のメイドロボットを作品中に採用したそうです。携帯ゲーム機には育成ゲームが向いているという点が評価されました。 佳作を受賞した「Visual Sequencer -MUCOS-」の真水健介さんです。ワンダースワン本体だけで作曲できるという機能性が評価されました。 審査員特別賞を受賞されました「マリー&エリー ふたりのアトリエ体験版」のイースリースタッフさん(写真左)です。この作品は、ソフトハウスがWonderWitchを使って初めて製作した体験版という点が評価されました。 同じく審査員特別賞を受賞されました「御土産を買おう!」の中西晴吉さん(写真右)です。シンプルながらゲームとして面白いという点が評価されました。製作期間は1週間とのことです。 ゲーム賞を受賞した「RAVE HUNTER」のPASTEL GRADATION さん(写真右)です。プログラムは飯塚さん(写真左)が担当されているそうで、お二人が実際に会うのは初めてだそうです(知り合ったのは7年前)。作品は楽しい雰囲気が評価されました。 ツール賞を受賞した、「モバイルプログラミング環境 broom」の、「わんだらぁ」さんです。言語はオブジェクト指向を採用したオリジナルです。操作方法の簡略化や、RAM容量が足りないなど、開発にはご苦労があったようです。 グランプリを受賞した「DicingKnight」の紫雨 陽樹さんです。ビジュアルの美しさなどが評価されました。グランプリの受賞作品は、今後、商品化を支援していく予定です。 (株)バンダイの東海林さんより講評です。「WonderWitchは当初、ワンダースワン用ソフトを脅かしてしまうのではないかと危惧していたが、今年のバンダイのスローガンは“やってみようよ”ということで、手探りの状態ながらチャレンジを続けていきたい」とのことです。 入賞者の皆さんで記念撮影を行いました。 WWGPフェスタの第2部は打って変わって、くだけた雰囲気で進められました。司会は(有)キュートの園田さん(写真左)と、WonderWitch.Comの松原(写真右)です。 フリープレゼンテーションでは、希望者による作品発表が行われました。 「WAVE Q」の 深谷 崇 (F/T)さんです。BGを駆使したうねる地面の表現が特徴です。 「ほいっぷる for Wonderswan Ver.2.00」の飯塚 連也さんです。音声(ヴォーカル)によるBGMが特徴的な作品でした。 「開墾(かいこん)」の「はろきち」さんです。まだ作品は未完成で、今後、ゲーム中のキャラクターやシチュエーションを追加する予定とのことです。 「ワンべぇ2 グレイハウンド」の川俣 晶さんです。前作の「ワンべぇ」をより進化させたツールです。「ワンべぇ」のサポートにかかる手間を軽減するため、商品化の意向を述べられていました(発売元を募集中のようです)。 WWGP2002の全応募作品を公開してから、約2週間ほどメールによる人気投票が行われました。人気投票グランプリは「セントダグラット物語」を作られました太田 恒平さんに決定しました。 ベストプレゼン賞は「開墾(かいこん)」を作られました、はろきちさんに決定しました。 プレゼント抽選会では、WonderWitchで作成したプログラムを使ったジャンケン大会でした。豪華な景品を早い者勝ちで貰える場面もあり、緊張感がみなぎってました。 以上のような、楽しい雰囲気でWWGPフェスタが終了しました。WonderWitchユーザ同士がコミュニケーションできるという貴重な場が実現でき、非常に有意義でした。来年もコンテストが開催されるよう、皆さんで WonderWitch を盛り上げましょう。 (資料) ◆電波新聞社様ご提供の賞品「電波新聞社グッズ」です(超々激レアです)。 ◆ソフトバンクパブリッシング(株)様ご提供の賞品「ソフトバング書籍」です(「改訂第2版 ゲームプログラミング 遊びのレシピ アルゴリズムとデータ構造」)。 ◆ソフトバンクパブリッシング(株)様ご提供の賞品「ソフトバング書籍」です(「ワンダースワンゲームプログラミング」)。 ◆(株)ソフィアシステムズ様ご提供の賞品「ラジサバ」です(今回、最も高価な賞品です)。 ◆(株)バンダイ様ご提供の賞品「ワンダーボーグ」です。 会場に設けられた「キュートちゃんコーナー」の展示物です。 (2002/6/27追記)当日アンケートにお答え頂いた方に全員にお配りしたWonderWitch特製メダルです。 (2002/11/18追記)後日、WWGP2002の参加賞で配布したボールペンです。キャップを引き抜くと音声が流れます。 (2002/11/22追記) 後日、WWGP2002の参加賞として配布した特製CD-ROMです。応募作品の他に、会場レポートのムービーも収録されています。 |